日常の営みにおける経済・宗教・思想の中から禁忌や陰陽道、死者をめぐる観念など歴史的変化を直視するテーマを取り上げ、従来にはない切り口で歴史像の再構成を試みた。
【品切れ】儀式の場を中央・地域、寺社・寺院、公家・武家に分け、そのバリエーションを探り、所作や変遷を分析。成立・変遷を知る22篇の論考。
場・地域と財力、寄進・徴税と再分配、それにてもたらされる文化知識作法等を六章に亘って掲載。かつての清貧問題は現在、今後のそれでもある。
多様な婚姻居住形態はまた問題点も多様である。婚姻の諸相のみならず関係する親子・家族の諸相、さらには教育の諸相にまで踏み込んだ18篇。
戦争には切離せないのが政治。集団・外交・環境・記憶の5章21論文で構成。武器や時代が変わっても存在しうる戦争と、対峙する平和を今後の社会に生かしたい。
取り交わされる「約束」に注目して、中世日本における社会関係と人間関係を多様な視角から浮き彫りにする
古代・中世における人間の一生=ライフサイクル史をめぐる16本の書き下ろし論文を収録する。
文献・絵画資料を駆使し、自然災害・疾病を、当時の政治、社会に与えた影響等という環境史的視点から捉える18本の論文を収録。
中世における学問に関わる技能・技術とその伝授のありかたに骨格をおいて編まれた論文集。書き下ろし20論考を収録。
流動する人とモノ、取り巻く時代要因から国際社会を読み解く書き下ろし論文20篇を収録。