古代文学と隣接諸学

古代日本と興亡の東アジア

古代文学と隣接諸学
古代日本と興亡の東アジア

古代の東アジアの関係史・交流史を、時代や舞台・主役をスイッチしながら照らし出す。日本を含む古代の東アジア諸地域の重層的・相互的・多方向的な結びつき、モノや文化の流通範囲と受容する社会認識の実態のズレ等、新たな「気付き」を提示する。

古代の文化圏とネットワーク

古代文学と隣接諸学
古代の文化圏とネットワーク

中国・朝鮮半島ひいては中央アジアに遡る文化交流史は将にネットワークそのものである。記紀文書や正倉院文書等々に古代寺院を中心とする国家形成を紐解く。

古代王権の史実と虚構

古代文学と隣接諸学
古代王権の史実と虚構

「王を王たらしめている構造・制度」とは。厳密な史料批判を前提に、社会や国家のあり方によって変容する君主像をさぐる20本の書き下ろし論文を収録。

古代の文字文化

古代文学と隣接諸学
古代の文字文化

文学・歴史学・美術史学・宗教史学等、隣接諸分野の最新研究成果が集う書き下ろし論文集。本巻は、古代の日本における「漢字使用」を視点として、複数の専門領域からの知見を提供する。

律令国家の理想と現実

古代文学と隣接諸学
律令国家の理想と現実

北宋・天聖令の発見により、近年新たな局面を迎えた律令研究の最新成果19篇の書き下ろし論文を収録する。唐令が日本でいかに継受されたか、唐と日本、規定と実態の振り幅を見据える。

古代寺院の芸術世界

古代文学と隣接諸学
古代寺院の芸術世界

仏教寺院という場で人々が営んだ芸術活動やその所産を「感応」のメカニズムを視野に読み解く20篇の書き下ろし論文を収録。

古代の信仰・祭祀

古代文学と隣接諸学
古代の信仰・祭祀

考古学の成果がもたらす古代祭祀の実相と、律令国家のもと体系化された祭祀機構の成立と展開。環境や文化との影響関係にも目を配り古代の信仰のあり方を多方面から照射する書き下ろし論文20篇を収録。

古代の都城と交通

古代文学と隣接諸学
古代の都城と交通

古代の都城と交通網の実態を考古学的調査事例の蓄積と文献資料の精緻な解釈から浮かび上がらせる20篇の書き下ろし論文を収録。

『万葉集』と東アジア

古代文学と隣接諸学
『万葉集』と東アジア

『万葉集』を、古代東アジアの歴史や文化の交流の中に成立した貴重な文化遺産であり知的財産であるという視点から捉え直す書き下ろし論文20篇を収録。

「記紀」の可能性

古代文学と隣接諸学
「記紀」の可能性

撰録から1300年経過した書物の未来に向けての新たなアプローチ。「記紀」ならびに『続日本紀』『日本霊異記』をも視野に入れ、研究領域の拡張を示す各論20篇を収録。