仏教寺院という場で人々が営んだ芸術活動やその所産を「感応」のメカニズムを視野に読み解く20篇の書き下ろし論文を収録。
仏教美術作品が制作される母体となった組織や体制、さらには工房や制作集団について歴史的解明をめざした。制作依頼者、制作担当者、鑑賞者をも立体的に網羅。