様式とは「時代、流派、表現上の特性」を示すものという。その分析は美術史の中では基盤的作業で、これらの蓄積の下に様式の諸判別が可能となる。
さまざまな概念は統一見解となって経典や戒律となり、造形化されていく。 特定の作品の成立、発展の実情を解明した図像学論集第二弾。