生活と文化の歴史学
経世の信仰・呪術

経世の信仰・呪術
価格:¥ 12,000+税
[編集者] 上杉和彦
[シリーズ] 生活と文化の歴史学 第1巻
[版型] A5上製
[ページ数] 488ページ
[ISBN] 978-4-902084-19-1

 
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陰陽師(職人尽絵 東北院歌合本)

 

【目次】

 

総論   上杉和彦  7

 

禁忌と祭文 
  • 方違と犯土について 詫間直樹  19
  • 祭文・祝詞─「土公神祭文」をめぐって─ 斎藤英喜  46
  • 禁忌を生み出す心性 北條勝貴  77

 

陰陽道と修験道 
  • 「陰陽道」の枠組と「陰陽師」 鈴木一馨  127
  • 陰陽道信仰の諸相─中世初期の貴族官人・都市民・陰陽師─ 山下克明  152
  • 鎌倉幕府の政治と陰陽師─『吾妻鏡』の「北条泰時説話」を中心に─ 上杉和彦  183
  • 中世における修験道の展開─集団化の問題から─ 小山貴子  202

 

死者をめぐる観念と習俗 
  • 〈怨霊〉の発現─八世紀後期における霊異観の変容をめぐって─ 増尾伸一郎  227
  • 怨霊─『今昔物語集』の事例を中心に─ 山田雄司  248
  • 霊場と霊魂 伊藤清郎  272
  • 葬送における方相氏と薄葬の思想 水谷類  297

 

時空を越える意識 
  • 未来予知の作法 佐藤弘夫  335
  • 未来記の変貌と再生─その後の『野馬台詩』─ 小峯和明  359
  • 平安時代の「フシギ」革命 榎村寛之  380
  • 異界・異人─「こぶとり」に見る怪異─ 工藤健一  410
  • 書物の成立と夢 荒木浩  423
  • 星・天文・占い─『玉葉』に見える月星接近を題材として─ 湯浅吉美  452