平安文学と隣接諸学
王朝文学と仏教・神道・陰陽道
価格:¥ 14,700
[シリーズ]
平安文学と隣接諸学
第2巻
[収録論文執筆]
三橋正
三角洋一
中哲裕
中島和歌子
中村康夫
久富木原玲
亀井若菜
今井久代
佐藤勢紀子
原國人
小山利彦
小嶋菜温子
松岡智之
永井久美子
池田和臣
池田尚隆
津島昭宏
津島知明
渡瀬茂
渡辺久寿
繁田信一
藤本勝義
鈴木裕子
関口力
高木和子
[版型]
A5上製
[ページ数]
550ページ
[ISBN]
4902084825
【品切】
〈平安文学と隣接諸学〉第2巻
【目次】
王朝文学と仏教・神道史
- 王朝文学と経典─天台五時判摂取の諸相─(佐藤勢紀子)
- 山と苦行と―平安時代の仏教と文学―(松岡智之)
- 王朝文学と神道史─皇権を軸として─(小山利彦)
- 王朝文学の背景となる神道・仏教史を中心に(三橋 正)
- 王朝文学の背景となる寺院(関口 力)
王朝文学と仏教・神道
- 興世朝臣書主の役割─宗教・芸能そして文藝─(原國人)
- かぐや姫と〈女の罪〉―浮舟との比較から(小嶋菜温子)
- 日記文学と仏教について─「抗い」というテーマ性をめぐって─(渡辺久寿)
- 中宮定子の「出家」と身体─『枕草子』にみる「罪」と「めでたさ」(津島知明)
- 『栄花物語』続編の仏教関係記事(池田尚隆)
- 奇跡の起こる場所─今昔物語集巻第十九第四十三語を読む─(渡瀬 茂)
- 平安和歌における神と仏─袋草紙「希代の歌」を手がかりに─(久富木原玲)
- 王朝和歌と仏教(中村康夫)
王朝文学と仏教美術
- 国宝『源氏物語絵巻』における尼─「鈴虫一」「早蕨」「東屋二」における画面の多層性を中心に(永井久美子)
- 「信貴山縁起絵巻」の尼公の表象─女人往生のイメージ(亀井若菜)
王朝文学と陰陽道
- 陰陽師への手紙(繁田信一)
- 和歌文学と陰陽道―方違翌朝の歌、中臣祓と歌言葉、橘正通序の忍草の物忌札他―(中島和歌子)
- 王朝文学と夢・霊・陰陽道(藤本勝義)
源氏物語と仏教・神道
- 源氏物語と不浄観(池田和臣)
- 源氏物語の仏教表現(鈴木裕子)
- 数珠持たぬ末摘花─『源氏物語』の仏具と女─(津島昭宏)
- 源氏物語第二部における出家と宿世(高木和子)
- 『源氏物語』の「物の怪」と「降魔」(中 哲裕)
- 浮舟の出家─「我」と「君」のはざまで─(今井久代)
- 浮舟の出家の時期の到来─浮舟の出家と『過去現在因果経』・続(三角洋一)
用語索引