平安文学と隣接諸学
王朝文学と交通
価格:¥ 15,000+税
[シリーズ]
平安文学と隣接諸学
第7巻
[収録論文執筆]
中村太一
中西健治
久保田孝夫
倉田実
北條勝貴
南出眞助
原岡文子
原田敦子
土屋貴裕
増尾伸一郎
大井田晴彦
天野太郎
宮崎康充
小笠原好彦
山路直充
島内景二
戸川点
朧谷壽
木下良
池田尚隆
深沢徹
濱田寛
田坂憲二
石坂妙子
神尾暢子
笹川博司
藤本勝義
西山秀人
[版型]
A5上製
[ページ数]
632ページ
[ISBN]
4902084870
【品切】
〈平安文学と隣接諸学〉第7巻
【目次】
律令国家の交通体系
- 平安京からの道(木下 良)
- 古代道路の遺構と復原(中村太一)
- 水運と津の発達─琵琶湖・淀川を中心として─(南出眞助)
- 架橋・浮橋・渡船(小笠原好彦)
- 平安時代の関所(倉田 実)
- 平安時代の交通手段)─輿車・馬・船─(石坂妙子)
- 国司の赴任とその儀礼(宮崎康充)
- 門出と餞別をめぐる習俗と文芸((増尾伸一郎)
平安時代の旅と道程
- 受領層の旅(戸川 点)
- 物詣の旅(原田敦子)
- 大宰府への道のり─『源氏物語』と『高遠集』から─(田坂憲二)
- 伊勢・熊野への道(北條勝貴)
- 平安時代の貴族の巡礼ルートに関する歴史地理学的復原─藤原道長の 金峯山参詣を事例として─(朧谷 壽/天野太郎)
- 絵巻に描かれた旅─鎌倉・南北朝期における祖師・高僧伝絵の制作をめぐって─(土屋貴裕)
歌枕の成立
- 歌枕と名所意識(笹川博司)
- 能因法師の歌枕の旅─奥州下向を中心に─(西山秀人)
- 『枕草子』の地名(神尾暢子)
旅の文学と交通
- 『入唐求法巡礼行記』と『参天台五台山記』(濱田 寛)
- 『土佐日記』の航路─和泉の国編─(久保田孝夫)
- 『紫式部集』越前への旅(藤本勝義)
- 『更級日記』上洛の記─上総から武蔵へ─(山路直充)
- 『栄花物語』の旅路(池田尚隆)
- 喧嘩の舟路─『高倉院厳島御幸記』の随行─(深沢 徹)
仮構された旅路
- 『伊勢物語』の東下り(島内景二)
- 『うつほ物語』の俊蔭漂流譚(大井田晴彦)
- 『源氏物語』の流離─玉鬘物語を中心に─(原岡文子)
- 平安後期物語に見る交通─狭衣・浜松・寝覚・とりかへばやを中心に─(中西健治)
用語索引