江戸文学からの架橋  茶・書・美術・仏教

江戸文学からの架橋  茶・書・美術・仏教

 


与謝蕪村像(月渓筆)


与謝蕪村 山野行楽図屏風

 

【目次】

 

江戸文学と茶
  • 『五色墨』の実像─茶人・仙鶴の活動を視野に入れて─(楠元六男)
  • 川上不白の俳諧とその時代(佐藤 悟)
  • 茶の湯と中興俳諧─変容する文事と茶事─(藤田真一)
  • 西鶴と茶(大木京子)
  • 西鶴の茶文化 ─『西鶴名残の友』巻五の六「入れ歯は花の昔」を中心として(石塚 修)

 

江戸文学と書
  • 印刷による書の再生─『本朝名公墨宝』の刊行について─(山口恭子)
  • 短冊の世界─江戸期の蒐集と流通─(大内瑞恵)
  • 芭蕉の書をめぐる提言─筆跡の模刻出版─(船水暢子)
  • 芭蕉の筆蹟について(田中善信)

 

江戸文学と美術
  • 一蝶の文事と絵事─芭蕉と其角と─(井田太郎)
  • 与謝蕪村の絵画表現における俳諧的趣向─重なり合い、補い合う、絵画と文学─(安永拓世)
  • 文化の水脈としての『扇の草子』─時代と領域を超える絵画・扇・歌─(安原眞琴)
  • 狂歌と美術文化(小林ふみ子)
  • 歌舞伎研究と絵画資料─役者絵の効用をめぐって─(赤間 亮)

 

江戸文学と仏教
  • 仮名草子と仏教(和田恭幸)
  • 冥府は現世にあり─地獄観の近世的変容─(堤 邦彦)
  • 永田調兵衛と西本願寺御蔵版(万波寿子)
  • 大典と六如─二人の僧侶詩人─(堀川貴司)
  • 禅僧の語る仏教説話─独庵玄光『護法集』を中心に─(西田耕三)