江戸文学からの架橋 茶・書・美術・仏教
価格:¥ 12,000+税
[収録論文執筆]
万波寿子
井田太郎
佐藤悟
和田恭幸
堀川貴司
堤邦彦
大内瑞恵
大木京子
安原眞琴
安永拓世
小林ふみ子
山口恭子
楠元六男
田中善信
石塚修
船水暢子
藤田真一
西田耕三
赤間亮
[版型]
A5上製
[ページ数]
486ページ
[ISBN]
4902084146
与謝蕪村像(月渓筆)
与謝蕪村 山野行楽図屏風
【目次】
江戸文学と茶
- 『五色墨』の実像─茶人・仙鶴の活動を視野に入れて─(楠元六男)
- 川上不白の俳諧とその時代(佐藤 悟)
- 茶の湯と中興俳諧─変容する文事と茶事─(藤田真一)
- 西鶴と茶(大木京子)
- 西鶴の茶文化 ─『西鶴名残の友』巻五の六「入れ歯は花の昔」を中心として(石塚 修)
江戸文学と書
- 印刷による書の再生─『本朝名公墨宝』の刊行について─(山口恭子)
- 短冊の世界─江戸期の蒐集と流通─(大内瑞恵)
- 芭蕉の書をめぐる提言─筆跡の模刻出版─(船水暢子)
- 芭蕉の筆蹟について(田中善信)
江戸文学と美術
- 一蝶の文事と絵事─芭蕉と其角と─(井田太郎)
- 与謝蕪村の絵画表現における俳諧的趣向─重なり合い、補い合う、絵画と文学─(安永拓世)
- 文化の水脈としての『扇の草子』─時代と領域を超える絵画・扇・歌─(安原眞琴)
- 狂歌と美術文化(小林ふみ子)
- 歌舞伎研究と絵画資料─役者絵の効用をめぐって─(赤間 亮)
江戸文学と仏教
- 仮名草子と仏教(和田恭幸)
- 冥府は現世にあり─地獄観の近世的変容─(堤 邦彦)
- 永田調兵衛と西本願寺御蔵版(万波寿子)
- 大典と六如─二人の僧侶詩人─(堀川貴司)
- 禅僧の語る仏教説話─独庵玄光『護法集』を中心に─(西田耕三)