新時代への源氏学
構築される社会・ゆらぐ言葉

構築される社会・ゆらぐ言葉
価格:¥ 本体7,800+税
[シリーズ] 新時代への源氏学 第5巻
[ページ数] 320ページ
[ISBN] 978-4-902084-35-1

 
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葵祭

 

【目次】

 

  • 仮名表現の可能性 ─『源氏物語』作中歌の書記形態─(土方洋一) 5
  • 源氏物語の語り ─「例の」という技法─(星山健) 27
  • 『源氏物語』の会話(伊藤禎子) 52
  • 源氏物語の手紙(坪井暢子) 78
  • 源氏物語の心内語 ─浮舟の心内語をめぐって─(吉野瑞恵)105
  • 源氏物語の和歌(鈴木宏子)133
  • 風景をつむぐことば ─風景の中に人を見、人の中に風景を見ること─(山田利博)162
  • 感覚をとらえることば ─「中空」、浮舟の物語─(原岡文子) 183
  • 人間関係をかたちづくることば ─呼称・敬語─(園明美)206
  • 源氏物語の歌ことばと引歌 ─秋好中宮をめぐって─(松本真奈美) 232
  • 源氏物語の異言語 ─常夏・篝火巻と近江君─(中野方子) 258
  • 男のことば・女のことば ─「二心」なき男と「数」ならぬ身の女─(三村友希) 285

 

編集後記(助川幸逸郎) 312

索引  319