新時代への源氏学
架橋する〈文学〉理論

架橋する〈文学〉理論
価格:¥ 8,800+税
[シリーズ] 新時代への源氏学 第9巻
[版型] A5カバー装
[ページ数] 352ページ
[ISBN] 978-4-902084-39-9

 
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清涼殿台盤所

 

【目次】

 

  • 『源氏物語』研究とテクスト論・断想(安藤徹)  5
  • 〈王権論〉とは何であったのか(鈴木泰恵)  36
  • 鼎談 仏教言語論から見た源氏物語(竹内信夫/黒木朋興/助川幸逸郎)  64
  • ナラトロジーのこれからと『源氏物語』 ─人称をめぐる課題を中心に─(陣野英則)  96
  • 〈理論〉から遠く〈離れ〉て ─小西甚一における「離れ」と〈架橋〉─(田代真)  123
  • 『源氏物語』における作者と作中人物 ─源氏研究へのバフチンの方法の導入をめぐって─(中村唯史)  174
  • 源氏物語を〈解釈〉するとは? ─解釈学と源氏物語研究─(片山善博)  198
  • 三島由紀夫の『源氏物語』受容 ─「葵上」・「源氏供養」における女装の文体─(関礼子)  223
  • 「浦島」をめぐる分節と連想 ─源氏物語研究における文化研究の可能性─(岡﨑真紀子)  253
  • 元型批評vsインターテクスチュアリティー ─王朝物語と近代小説の類似性をどう読むか?─(川田 宇一郎)  282
  • 王朝物語に「決定的瞬間」はない ─「日本発」文学理論の「可能性」─(助川 幸逸郎)  320

 

編集後記(助川幸逸郎)  345

索引