生活と文化の歴史学
旅と移動:人流と物流の諸相
価格:¥ 本体14,800+税円
[シリーズ]
生活と文化の歴史学
第10巻
[収録論文執筆]
伊藤哲平
則竹雄一
原淳一郎
大村拓生
大河内勇介
宇佐見隆之
小山貴子
山﨑雅稔
廣田浩治
木村茂光
林文理
湯浅治久
熱田順
菅野洋介
藤本頼人
鈴木弘太
鎌倉佐保
関周一
青柳周一
飯村均
[版型]
A5上製
[ページ数]
528ページ
[ISBN]
978-4-902084-30-6
「生活と文化の歴史学」シリーズはこちら
巡礼
【目次】
序 旅と移動─交通と物流研究の前進のために 木村 茂光湯浅 治久
交通・流通の構造
- 畿内・瀬戸内海の交通と流通(大村拓生) 19
- 和泉・紀北の宿と交通(廣田浩治)─畿内南部と周辺の交通・流通─ 44
- 西国・九州の交通と流通(藤本頼人) 69
- 北条領国下の交通体系─伝馬制と浦伝制─(則竹雄一) 97
- 中世越前交通史論(大河内勇介) 123
- 問丸の発展と港町(宇佐見隆之) 151
信仰と移動
- 中世前期の高野参詣における場と人々(伊藤哲平) 173
- 中世後期南関東における修験の動向─修験道集団化の素地について─(小山貴子) 200
- 大名の移動と寺社の移転(菅野洋介) 225
- 近世の寺社参詣─伊勢参宮を素材に─(原淳一郎) 248
- 近世における名所の成立─近江国湖南地域の事例から─(青柳周一) 273
海を渡る
- 九世紀の海外交通─円仁を中心に─(山﨑雅稔) 301
- 東シナ海と倭寇 (関周一) 323
- 国際交流都市博多─「博多津唐房」再考─(林文理) 356
荘園支配と移動
- 国司の下向と帰京─菅原道真と紀貫之を中心に─(木村茂光) 385
- 荘園制の成立と都鄙間交通(鎌倉佐保) 410
- 室町期都鄙間交通と荘園制・在地領主─地域経済圏の展開との関連で─(湯浅治久) 427
- 和泉国日根荘における根来寺の動向と荘園制─『政基公旅引付』の分析を通じて─(熱田順) 450
- 東北地方の物資と移動─考古学の視点から─(飯村均) 474
- 中世鎌倉の物資と流通─考古学の視点から─(鈴木弘太) 495
索引 525
執筆者一覧 526