ヨーロッパ中世美術論集
教皇庁と美術

教皇庁と美術
価格:¥ 17,000+税
[編集者] 加藤磨珠枝
[シリーズ] ヨーロッパ中世美術論集 第1巻
[版型] B5変(182×246)上製
[ページ数] 428ページ
[ISBN] 978-4-902084-41-2

 

〈ヨーロッパ中世美術論集〉第1巻

 
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The Papacy and Art[Collected Papers on Medieval Art in Europe 1]

edited by Masue KATO
General Supervisor: Koichi KOSHI

 

サンタ・プデンツィアーナ聖堂のモザイク
 

 

【目次】

 

口絵

序 教皇庁をめぐる美術史的問いかけ(加藤 磨珠枝)  5

 

第一章 教皇たちの時代のはじまり
  • ローマ司教からローマ教皇へ、その変遷(藤崎衛)  25
  • 教皇ダマススの〈殉教者崇敬政策〉とカタコンベ美術 (山田順)  52
  • 旧サン・ピエトロ聖堂のアプシス装飾─「トラディティオ・レギス」図を巡って─(山田香里)  81
  • 5世紀の教会堂建設─皇帝の都から教皇の都へ─(加藤 磨珠枝)  105
  • 4~5世紀のキリスト教会に見られる洗礼の様子─古代キリスト教美術を理解するための一つの手掛かりとして─(具正謨)  127

 

第二章 中世の刷新
  • カロリング朝とオットー朝時代のローマ美術─ 教皇ハドリアヌス一世からシルウェステル二世(772-1003)まで─(ガエタノ・クルツィ/長友瑞絵 訳)  157
  • 教会改革期の絵画─ローマを中心とするラツィオ地方─(伊藤怜)  179
  • 聖シルウェステル伝図像の諸相(浅野ひとみ)  200

 

第三章 君主としての教皇
  • 13世紀の美術─「勝利の教会Ecclesia Triumphans」の時代─ (アレッサンドロ・トメイ/深田麻里亜 訳) 227
  • ジョットの《ナヴィチェッラ》─失われた一大傑作モザイクの運命・構図の復元・造形的特色・制作年代(越宏一)  250
  • 中世後期における教皇庁の墓碑彫刻─アルノルフォ・ディ・カンビオの革新─(児嶋 由枝)  294
  • アヴィニョン教皇庁の美術(谷古宇 尚)  315
  • サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂主祭壇画─伝統と同時代性─(深田 麻里亜)  334
  • 祝福のロッジアの形態の変遷について(飛ヶ谷 潤一郎)  355
  • Carolingi e Ottoni: arte a Roma da Adriano I a Silvestro II (772-1003)/Gaetano Curzi  389
  • Il Duecento, il secolo della Ecclesia Triumphans/Alessandro Tomei  404

 

あとがき  405

執筆・翻訳者一覧  407

関連項目索引

 

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