古代文学と隣接諸学
古代の都城と交通
〈古代文学と隣接諸学〉(監修=鈴木靖民)第6巻/第9回配本
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平城宮跡
【目次】
はじめに(川尻秋生) 7
都城とは何か
- 古代都城の思想(仁藤敦史) 17
- アジアからみた日本の都城(豊田裕章) 40
- 飛鳥の王宮と王都の形成(相原嘉之) 75
- ふたつの難波宮(古市晃) 107
- 藤原宮・京の造営(小田裕樹) 130
- 門と条坊にみる平城京と建築の接続(海野聡) 159
都城の変遷と都市住民
- 恭仁京から紫香楽宮へ(中島正) 189
- 桓武天皇と長岡京(國下多美樹) 214
- 平安京を探る(吉野秋二) 237
- 六波羅蜜寺における結縁の講と都市民(久米舞子) 263
- 変貌する平安京(上村和直) 290
日本古代交通の特色
- 古代交通の思想─ミコトモチを中心として─(中村太一) 319
- 日唐比較交通論─律令条文を中心として─(市大樹) 356
- 古代交通制度の成立─駅伝制の史的前提─(中大輔) 386
- 官衙と古代交通(大橋泰夫) 410
- 古代の水上交通(川尻秋生) 430
中央と地方
- 近畿の古代交通(近江俊秀) 455
- 古代東日本の交通─駅路と往来する人々─(荒井秀規) 485
- 遣唐使の交通─その往路─(河内春人) 508
あとがき(川尻秋生) 531
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