西洋近代の都市と芸術
ローマ ─外国人芸術家たちの都

ローマ ─外国人芸術家たちの都

 

〈西洋近代の都市と芸術〉(監修=佐藤直樹/喜多崎親/天野知香)1巻

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システィーナ礼拝堂(ミケランジェロ)

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【目次】

 

序 ローマ、十九世紀のアルカディア(佐藤直樹)

 

ローマ派の美術家たち
  • 礼拝と展示のはざまで─19世紀初めのローマにおける展覧会事情─(渡辺晋輔)
  • カノーヴァとトーヴァルスン(金井直)
  • カール・フリードリヒ・フォン・ルーモアとナザレ派(加藤哲弘)
  • ローマの「自由」と風景画─ヨーゼフ・アントン・コッホとマルティン・フォン・ローデン─(仲間裕子)
  • ヨハン・クリスティアン・ラインハルトとフランス人画家たちの交流─ティヴォリの風景を巡って─(佐藤直樹)
  • ヴィラ・メディチとフランスの画家たち─フランス・アカデミー・ローマ校をめぐって─(三浦篤)
  • ミシャロンと一八二〇年前後のローマ─「制度」と「個人」の狭間で─(小針由紀隆)
  • ジャン=バティスト・カルポーと1850~60年代のローマ(大屋美那)
  • チャールズ・ロック・イーストレイクの感覚的風景─ローマおよびカンパーニャの風景画と山賊画─(山口惠里子)
  • ローマのC. W. エガスベア 1813~1816年(萬屋健司)
  • 19世紀ローマのスペイン人画家コロニーとホアキン・ソローリャ(川瀬佑介)

 

美術の周辺─文学・音楽・ファッション・観光史
  • イタリアにおけるゲーテ─画家ヨハン・フィリップ・メラーの修業時代─(眞岩啓子)
  • 永遠の墓所─バイロン、シェリーのローマ─(髙橋勇)
  • ローマ・オペラの特殊性─外国支配と教皇国家の検閲が変えた19世紀のオペラ─(水谷彰良)
  • ヴィラ・メディチのベルリオーズ─フランス・アカデミーをめぐって(井上さつき)
  • ローマにおけるフランツ・リストと画家・彫刻家(福田弥)
  • メンデルスゾーンのローマ滞在─1830年11月1831年6月─(星野宏美)
  • ファッションとローマ─アングルはローマの何を描いたか─(平芳裕子)
  • ローマとアニエネ川・サビーニ山方面の芸術家宿(河村英和)

 

あとがき(佐藤直樹)

図版目録

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