新時代への源氏学
源氏物語の生成と再構築
本巻では〈主題〉〈構造〉〈方法〉等々といった抽象度の高い概念、あるいは〈作品〉〈作者〉など、文学行為そのものに関わる論題をとりあげる。
源氏物語本文研究のこれまでとこれからを見据える。またいかに“対象としての”源氏物語に向かい合うべきかへの提言に溢れる内容となった。
12本の書き下ろし論文を収録。
文学理論が「それを生み出した文脈」とともに『源氏物語』に出会ったら─その試みに古典文学研究者と「文学理論」の専門家が集う。10本の書き下ろし論攷と、特別収録の鼎談を収載。